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  2. 白髪について思うこと

年齢を重ねるごとに増えてゆく白髪。
見えるたびに感じる憂鬱な気分。
その解決策は、本当に白髪染めしかないのでしょうか。

ほとんどの方が、年齢とともに増える白髪に対して、非常にネガティブな印象を持っています。
しかし残念ながら、白髪は年齢とともに増えることはあっても、決して減ることはありません。

「いつかは真っ白に…」とおっしゃる方はたくさんいます。

では、その「いつか」が来るまでの間は、諦めて白髪を隠す為に毎月ヘアカラーをし続けるのでしょうか。
染めた直後は満足しても、2週間後にはまた白髪が気になり始め、鏡を見るたびに「早く染めたい…」と思い続ける日々。
そしてそれの繰り返し…

まるで、諦めてそんな無限ループを受け入れているかのようにも見えます。

きっと誰もが、それが“最も望んでいる状態”だとは思っていないはずなのに
それでもなぜ、多くの方が白髪を否定し、隠し続ける生活を送っているのでしょうか。

私はそれを、「選べる選択肢が少ない」事が原因ではないかと思っています。

そもそも【白髪が生えてきて気になっている → 白髪染めで見えなくする。隠す。】
という選択肢しか与えられていなければ、そうするしかないのは、自然な流れなのかもしれません。



皆さんは「脱白髪染め」や「白髪ぼかし」と聞くと

白髪を染めない。
ハイライトなどを入れてメッシュっぽくする。
シルバーっぽいハイトーンカラー。

そういった画像をInstagramで見た事がある方は多いかもしれません。
もちろん、それも立派な白髪ぼかしのやり方のひとつですし、私のお客様でやっている方も少なくありません。

しかし、そいういったInstagramでも良く見る“映える白髪ぼかし”ですが
それは数ある白髪ぼかしのひとつの側面にしか過ぎません。

「脱白髪染め」と聞くと「白髪染めをやめること」だと思いがちですが
私は少し違います。

私が考える「脱白髪染め」の本来の目的は、白髪染めを辞めること自体ではありません。

「白髪は白髪染めで隠すものだ」という固定観念

そいういった固定概念から卒業するという事こそが、本当の意味での「脱白髪染め」だと思っています。


・白髪には白髪染めしか選択肢がないと思っていた
・「脱白髪染め」や「白髪ぼかし」という方法を知らない
・自分に合う白髪ぼかしの方法が分からない
・白髪ぼかしに詳しい美容師さんと相談してみたい
・過去に白髪ぼかしで失敗した経験がある
・すでに暗い白髪染めをしていて、どうにもできないと諦めている


どんな些細なことでもいいので、お気持ちを聞かせて下さい。

白髪ぼかしは非常に奥が深く、高度な技術と、豊富な経験が必要です。
見よう見まねでは、様々なお客様の状況に対応することはできません。
お客様一人ひとりの髪質や白髪の生え方、ライフスタイルに合わせて、最適な方法を見つける必要があります。

白髪を染めない白髪ぼかしもありますし、あえて白髪を染める白髪ぼかしもあります。
ハイライトは入れなくてもいい場合も多いですし、髪色も暗めから明るめまで様々です。

白髪ぼかしに決まった正解はありません。大切なのは“その人に合った白髪ぼかしの方法を見つけること”にあると思っています。
そして、豊富な選択肢をお客様に提供することです。



豊かさとは、「豊富な選択肢を持っていること」だと私は思います。

お客様のライフスタイルをより豊かにすることが、私の使命であり
カラーリストとしての責任だと考えています。


白髪が生えてくる自分を受け入れることができたとき
それが、あなたの一番「自然」な美しさにつながるのではないでしょうか。